人間ドックQ&A

生活習慣病予防健診と人間ドックの違いは?

投稿日:

生活習慣病予防健診と人間ドックの違い

健康状態をチェックするための健康診断としては、年に一度受診する一般的な定期健診やさらに豊富な検査項目で精密に検査することができる人間ドックがあります。

それとは別に、生活習慣病(予防)健診という検査があります。

高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病はさまざまな合併症を引き起こしてしまう可能性があるため、早めに改善・予防する必要があります。

では、この生活習慣病予防健診人間ドック違いは何なのかについて解説していきます。

生活習慣病予防健診と人間ドックの違い

生活習慣病予防健診と人間ドックにはいくつか違いがあります。まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

生活習慣病予防健診

生活習慣病予防健診は、全国健康保険協会(協会けんぽ)が行っている健康診断で、年1回までであれば健診費用の一部を負担してくれます。

労働安全衛生法に規定されている会社で毎年受けることが義務付けられている一般的な定期健康診断とは違い、生活習慣病予防健診は受診しなければならないという義務はありません。

また、生活習慣病予防健診の特徴としては、対象者の年齢が限定されているという点です。生活習慣病予防健診の一般健診の対象者は35歳以上75歳未満の被保険者となっています。

検査内容は定期健康診断よりも豊富で、定期健康診断にはない項目(脂質 総コレルテロール定量、肝機能 ALP、尿・腎機能 潜血・血清クレアチニン、生理学検査 上部消化管エックス線検査など)がいくつかあります。

また、生活習慣病予防健診では一般健診の他に、

  • 付加健診
  • 乳がん・子宮頸がん検診
  • 子宮頸がん検診
  • 肝炎ウイルス検査

を併せて受診することができます。

(参考:全国健康保険協会

生活習慣病予防健診は人間ドックよりも短時間で特定の内容の検査を受診することができるという特徴があります。

また、一般健診を受ける場合は、定期健康診断に代用することができ、その場合は基本的に会社によって費用を負担してもらえます。

人間ドック

一方人間ドックは、定期健康診断のように受診しなければならないという義務はなく、任意で行われるので費用は自己負担となりますが、自分でオプションやコースを選ぶことができ、より豊富な検査項目が存在ます。そのため金額もオプションやコースによってかなり幅があります。

PET検査や内視鏡検査など一般的な健康診断にはない項目もあるため、生活習慣病だけでなく、全身の健康状態を調べることができ、見つかりにくい病気も発見できることがあります。特にがんの早期発見には人間ドックが役に立つことがよくあります。

また、人間ドックには基本的に年齢制限はなく、半日や宿泊で検査が行われるという特徴があります。

 

このように、生活習慣病予防健診と人間ドックにはいくつか違いがあります。人間ドックは時間と費用がかかってしまうぶん、生活習慣病以外の体の健康状態を詳しく調べることができます。

より詳しく全身を調べたい場合は人間ドックを受けたり、もしくは生活習慣病予防健診や定期検診で検査が行われなかった項目を人間ドックで受診するというのでもいいでしょう。

また、脳ドックや心臓ドック、レディースドック、メンズドック、肺がん検診、乳がん検診などある検査に特化したコースもあるため、気になるところ、検査を受けておきたいところなどがある場合はこのようなプランを活用する方法もあります。

人間ドック・健診予約サイトの「マーソ」とは!?

マーソ(MRSO)は、掲載施設数No.1の人間ドック予約サイトで、ご希望のエリアやプランを探すことができます。

予約も全てオンライン上で完了するので、簡単・スピーディーです。

さらに、マーソだと人間ドックの受診でTポイントが貯まるので、普通に受診するよりもお得に利用することができます。

受けたい検査、気になる疾患、地域、ランキングなどからご希望のプランを探すことができます。







-人間ドックQ&A

Copyright© ドックWeb , 2024 All Rights Reserved.