人間ドックは基本的に20歳以上の成人が受けることができる検査ですが、40代や50代で受診するというイメージがありますよね。
ただ、もちろん大学生で人間ドックを受けたいという人も少なくありません。学生の場合、学校で健康診断を受けることはできます。
では、どのような場合に人間ドックを受けるべきなのでしょうか?また、学生はどのようにして人間ドックを受ければいいのか?といった内容についてお話ししていきます。
人間ドックはどんな時に受けるべき?
大学生で人間ドックを受けるべきか考えている人はたくさんいます。ただ、人間ドックを20代からでも受けるべきかどうかは医師によっても意見は様々で、どういったケースが人間ドックを受診したほうがいいかという明確な区分はありません。
健康診断は学校側が学生に受診させる法的義務がありますが、人間ドックは自費で行わなければいけません。また、治療が目的ではないため、保険がきかないというデメリットもあります。
ただ、人間ドックは体を総合的に検査できるという点では優れています。以下のような場合は人間ドックを受けてみることをおすすめします。
- 体調が優れず、気になる症状がある
- 家族にがんの既往歴がある人がいる
- 婦人科検診を受けておきたい女性
- 全身をチェックしてもらいたい場合
ただ、何か明確な症状がある場合は、保険を適用したうえで重点的にその部分を検査してもらうほうがいい場合もあります。
学生のうちから人間ドックを受けておくメリット
20代から人間ドックを受けておくことのメリットもいくつかあります。
- 潜在疾患を早期発見できる
- 生活習慣病が低年齢化していることから、早めにチェックをしておいたほうがいい場合もある
- 自分の健康状態を知っておくことができる
特に、乳がんや子宮がんなどの女性特有の疾患の検査が行える婦人科検診(レディースドック)は20代の学生向けのプランとして多くあります。
他にも、大学生の場合では、法定健診や心電図、胃バリウム、腹部エコーなどのシンプルな検査が設定されたコースもあります。
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大学生が人間ドックを受けるには?
人間ドックの値段は検査の項目によって全く違うので、相場は一概には言えませんが、学生向けの乳がん・子宮がんなどの検査は数千円から受けることもできます。
また、シンプルな検査項目であれば、2万~3万程度の金額で見つけることも可能です。
様々なコースがあるので、人間ドックや健康診断で自分に合った検査コースを探してみましょう。ご希望の地域・検査コースなどは人間ドック・健康診断総合予約サイトから検索することができます。