脳ドック

脳ドックで脳梗塞を早期発見!

更新日:

脳ドック

脳梗塞は命に関わる危険な病気として知られていますが、脳梗塞を含む脳卒中は特に健康に異常がなくても突然起こってしまいます。

脳梗塞やくも膜下出血などの脳卒中の発症リスクを下げるためにも、脳ドックを受けて検査しておくことが大切です。

脳ドックでは、自覚症状が現れない無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)を見つけることも可能で、脳卒中の危険因子をできるだけ早く発見してもらうことが望まれます。

脳梗塞

脳卒中には脳梗塞と脳出血があり、脳出血にはくも膜下出血などがあります。

>>くも膜下出血についてはこちら

脳梗塞は脳の血管が詰まってしまったり、狭くなってしまう状態のことで、しびれや半身麻痺などの症状、歩けなくなったり言語障害になることがあり、後遺症が残ってしまったり命を失ってしまうこともあります。

さらにラクナ梗塞など自覚症状がない無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)という症状もあり、70代以降では約35%もの人が脳ドックなどによって発見されるとも言われています。(参考:徳島新聞

さらに無症候性脳梗塞がある場合、脳卒中だけでなく、認知症を発症してしまうリスクも高くなってしまうと言われています。

脳卒中に注意すべき人

以下のような場合は特に注意が必要となります。

  • 高齢者
  • 高血圧症、糖尿病、高脂血症、肥満、高尿酸血症、心臓病などがある
  • 喫煙・飲酒の習慣がある
  • 物忘れをよくする
  • 慢性的頭痛がある
  • 家族に脳卒中を起こした人がいる
  • 運動不足やストレスが気になる

スポンサーリンク




脳梗塞の検査

脳ドックで脳梗塞の検査を行う場合、主に頭部MRI、頸動脈エコー、頭部CTなどが用いられます。

頭部MRI

磁気によって断面像を映し出すことができる検査法で、脳の構造を鮮明に写し出すことによって、脳梗塞や脳腫瘍などの病変を調べることができます。

また、MRAを使う事によって脳の血管の状態を調べることができ、これによって脳梗塞を引き起こす原因となる血管の狭窄などを調べることができます。

頸動脈エコー

頸動脈エコーでは、超音波を利用して首の血管の状態や血流の速さなどをみることができ、これによって脳梗塞につながる可能性のある頸動脈の狭窄を見つけることができます。

頭部CT

X線によって断面画像を撮影し、血管の状態や腫瘍の有無などを確認することができます。

 

この他にも、尿検査や血液検査、問診、心電図、眼底検査、身体測定、血圧測定、などが行われる場合もあります。

いずれも普通の人間ドックの検査に比べて苦痛は少なく、MRIなどは被爆のリスクもないため若い人でも受診する人が増えています。

脳ドックで検査を受けるには

症状のない無症候性脳梗塞(かくれ脳梗塞)というものもありますが、脳ドックの普及によって無症候性脳梗塞が発見されることが多くなってきています。

いずれにしても早期発見されることが重要となるので、症状がない場合でも40歳以降は1~3年に1度は脳ドックを受診することが望まれます。

また、脳卒中のリスクが高いと思われる場合は40歳に達していなくても受診されることをおすすめします。

脳ドックを受けることができるお近くの医療機関は、健診・人間ドック総合予約サイトから探すことができます。

人間ドック・健診予約サイトの「マーソ」とは!?

マーソ(MRSO)は、掲載施設数No.1の人間ドック予約サイトで、ご希望のエリアやプランを探すことができます。

予約も全てオンライン上で完了するので、簡単・スピーディーです。

さらに、マーソだと人間ドックの受診でTポイントが貯まるので、普通に受診するよりもお得に利用することができます。

受けたい検査、気になる疾患、地域、ランキングなどからご希望のプランを探すことができます。







-脳ドック

Copyright© ドックWeb , 2024 All Rights Reserved.